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他の皮革素材と比較して抜群の耐久性・耐水性・軽さを誇るワイルドボアレザーは、
欧州では高級皮革のひとつとして不動の地位を確立しており、
それを用いた革製品が代々受け継がれる文化も根づいています。
STYでは、従来は廃棄されてきた猪革の本当の価値を伝えるべく、
国産ワイルドボアレザーを使用した優れた製品づくりを行っています。

Point

抜群の軽量性を持つ皮革素材
ワイルドボアレザーは皮革素材の中でも抜群の軽さを誇ります。同じ厚さの素材で同じ形状の製品をつくった場合、牛革や馬革の場合と比べて重さは2/3程度となります。
耐久性が高く摩擦や掻き傷に強い
日本では古くは江戸時代の火消し(消防団)がかぶる頭巾に使用されたという猪革。革の繊維が家畜由来の革よりも密で耐久性が高く、特に摩擦や引っ掻き傷に強い素材です。
耐水性が高く品質と美しさを保つ
革の繊維が密であることと、猪革の特徴である「三ツ星の毛穴」が水分を素早く蒸発させることから耐水性が非常に高く、水疱やヨレが出にくい素材です。
型崩れしにくく美しい形を維持
特有の緊密な革繊維が製品の型崩れを抑え、購入当初の美しい形状を長く保つことができます。
一生モノにふさわしい寿命の長さ
20年以上持つ皮革材料と言われ、欧州では「孫の代まで使える皮革」、ある種の財産として扱われています。例えば猪革バッグを革小物に仕立て直して子供や孫に受け継ぐ文化が存在するほどです。
欧州では高級素材として地位を確立
ワイルドボアレザーは、欧州ではクロコダイルやオーストリッチ(ダチョウの革)と同じカテゴリーに属しており、高級皮革材料として不動の地位を確立しています。
国産ワイルドボアレザーを使用
STYでは、すべて日本産のワイルドボアレザーを使用しています。また国内の熟練した革職人による縫製、生地や金具等の素材まで純国産にこだわっています。
独自技術で撥水性能を付加
STYが使用する革素材は、通常の猪革に比べて耐久性/耐水性を強化しています。撥水剤など薬品を使用しない独自の加工技術で撥水性能も付与しています。
日本エコレザー基準に認定
STYが用いる革素材は、「製品の製造・輸送・販売・再利用」まで環境負荷を減らすことに配慮し、環境面への影響が少ないと認められる革材料のみが認証される日本エコレザー基準に認定されています。